皆さん、こんにちは。「うみやま」です。
今回はくくり罠に掛かったキョンの解体に挑戦したお話です。
日課の罠の見回りへ
歩き慣れたいつもの山です。
いつも通り歩いて見回りをしていると、、、
あれ、こんなところにくくり罠が転がっている。

すぐ近くでガサゴソしている小さいヤツがいます。

外来種のキョンが掛かってました。
もちろん駆除の対象です。
そんなに絡まっているように見えませんが、なぜか動きません。
そのまま電気ヤリで止め刺しをしました。

以前、キョンが掛かった時もそうだったんですがキョンって電気ヤリに耐性があるんですかね?
電気ヤリを刺してもなかなか絶命しません。
刺すとキョンの全身が硬直するので電気が通っているのは間違いないと思うのですが、今回もヤリが刺さったまま動いていました。
以前、捕まえた時は1分ほど電気ヤリを刺して抜いた後、ナイフで放血しようと近づいたところ、ムクっと起き上がって走り始めたのでビックリしました。
今回は10分ほど刺していたので復活しませんでしたが、電気だけでは完全に絶命はしていなかったと思います。
さて、今回のキョン
なかなか肉付きが良かったので解体することにしました。
前からキョンの肉を食べてみたいと思っていたんです。
自宅に持ち帰って計量すると約10キロ
とりあえず内臓を出しましたが苦労しました。
これまでイノシシやシカの解体は経験していましたが、まだまだ経験不足な上に、キョンは体が小さいのが逆にやりづらかったです。
内臓を出すのはイノシシやシカの方がやり易かったです。
ちなみに私は心臓だけは食べてみました。
焼き肉屋さんで言う「ハツ」です。
キョンのハツの味はイノシシやシカ、豚と一緒で美味しく頂けます。

いろいろあるので解体シーンの写真は載せませんが思ったことを少しお話しします。
解体で最初にやるのは皮を剥ぐことですが、これはやり易かったです。
シカと同じように引っ張ると剥がれていきます。
強引に引っ張ると皮に少し肉がついたまま剥がれてしまいますが、私は気にしませんでした。
皮を剥いでみると残念ながら両方の後ろ足がかなり鬱血してました。
前足をワイヤーで括ったので、後ろ足は大丈夫だと思ってましたが、、、残念です。
結局、取れたのは背ロース2本と前足1本分です。

ちなみに重さを測ったら全部で1キロ
体重10キロのキョンから精肉として取れたのは10分の1の1キロでした。
やはり太ももが取れなかったのは大きいです。
こちらは背ロースです。

背ロースはシンプルに焼き肉と低温調理を試してみる予定です。
こちらは前足です。
抜骨もそれほど苦労しませんでした。

前足はミンチにしてソーセージでも作ってみようかな〜
早く食べてみたいですが、解体・精肉が終わる頃には夜になっていました。
試食はまた今度、と言うことで袋に入れて冷凍します。

食べるのが楽しみ〜
試食の様子や感想もブログにしたいと思いますので、お楽しみに!
それではまた!

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